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「川の中の水たまり」
葦の芸術原野祭 ASHIGEI 2024 ｜ 知床半島
私は移動をしながらものを拾って、生きていました。
今、峰浜に住んでたまにものを拾って生きています。
ここにいると、よく人からものをもらって、家に自分のものではないものがたくさんあります。
でも、時間が経つにつれて、それらは自分のものだと感じてきました。
私は、自分が手にしたもので自分や世界のことを考えるから、人のことが強くなると、自分も世界も分からなくなります。
でも、わりと心地いいです。人のことを信じているのかもしれないです。
旧役場庁舎の廊下の1室にて展示をしました。暗い、昔は宿直室だった部屋です。いつもは自分が拾ったものだけで展示をしますが、今年の4月に斜里に引っ越してから、周りの人にものをたくさんもらったので、それらと自分が拾ったものをあわせて展示しました。
ものたちには日時や場所が記録してありません。自分が、ものや人のことを信じ始めているのだと気付きました。自分にとって、大切な展示です。
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